………一生忘れたらあかんなぁ。[部屋のベッドに寝転がって、自分の右手見詰めた。うちは、この手で潰してもうた人ん命の上に立っとる。それは絶対に忘れたらあかんことやねん。今回のことは村ん人には伝えんけど、それは無かったことにはならへん。うちらん中だけで、密やかに留めておくんや。喩え日常に戻ったとしても、絶対に忘れたりはせぇへんで**]