[左手で口を押さえながら、もうもうと煙が立つ中瓦礫を踏みつけ姿勢を低くして移動をする。 …ふと、そのもうもうとたつ煙と埃の中、紅が視界に入るだろうか?]…あは。[紅が見えたならば条件反射のように、ポケットに残っていた先程と同じ瓶を投げつけた。]