[隙を突かれて首元に剣を突きつけられるたらりと頬を伝う汗だが、突きつけられたまま数秒か経ったのち剣は収められるふう、と軽く息を吐き]……そう。それはよろしかったですわこちらこそ是非ともまたお相手させていただきたく[そう言ってパチンと指を鳴らすと、砕けた欠片が地を這いながら彼女の足元に寄り集まり、再び外套を形作るその懐に刀を入れると、一瞬で刀は消えうせる]