[多分じゃないのと、頷いて]好き、ゲルダのことが好き。[抱きしめる腕は逃がさないように]だから、もう今度は離さない。信じられないというなら、信じてもらえるまで言う。ゲルダのこと、好きだって何回でも。[横を向いたその耳元に囁きかける形になっただろうか、本人に特別な意図はなかったが]それでも、まだ足りないっていうなら、[少し間を空けて]ゲルダ…、大好き、だ。[照れの入った言葉は、なれないことのためか、その思いが本物のせいか]