[アーベル>>596の不服そうな超えはきかなかったふり。
死んだはずなのに触れられる事を疑問にも思わないまま、生きているときには抱きつく事もなかったことを思い返す]
……シスター、こわかった。
[同じく疑ってもいなかったからこくりと頷き。
頭に触れる手にじぃ、とアーベルをみあげ]
アーベルがいなくなったのに、泣かないわけがないし。
だいたい、アーベルがあれを手放さなかったらもしかしたら生きていたかもしれないのに。
[人狼に――ロミに殺されていたから、生きていられたかどうかはわからないけれど。
手放したせいかもしれない、と思ったのもまた事実。
ふ、とため息をついて、それからようやくアーベルから離れた]