―階段→2階廊下―[背後から人の気配に>>596視線を向ければ一瞬、その長く綺麗な金の髪に視線を奪われた。]…彼が、[エーリッヒに紙>>253に書いていた名前を思い出し]エルーラー…議員、ね?[確認するような言葉を投げる。カルメンが――そういえば彼女は今どこだろうと一瞬思いながら、彼女が刃物を持っていた時や蛇騒動の時にも彼は活躍していたと聞いた話を思いだす。]――…ノーラよ。[僅かに会釈をし名を名乗る。前に傾いた頭から長い黒髪がさらりと落ちた。]