―三階、研究室―[人が来るのを待つ間、無意識にキーボードで文字を打ち込んでいた。] あ、え。[エンターキーを押してしまい、画面に《error》の表示と、警告音が。] そりゃ、そうだよね。あってるはず、ない。[苦笑しながら操作する。パスワード入力画面に戻った頃に、休憩室から移動して来た人たちが来た。] あ、あたしダメだった。後お願い。[椅子から下り、メイスを持ってユリアンに向ける振りをしながら、部屋の隅へ。視線は床に落としている。]