─ 黒珊瑚亭・食堂 ─[頬に触れる手>>605の感触に、俯いていた顔を上げる]……ぼくは、ぼく。かわんない?[こてり、首を傾いで問いかける。声音と瞳には、少しだけ、迷ういろがあったけれど]……ありたいままで、いいの、かな?[今の姿が逃げているのだと。確たる自覚はないけれど、心のどこかでそう思うから、どこか怖々、問いかけて]…………。[冗談めかした言葉に、ぱちくり、と瞬いた後、しばし、じぃ、と見上げ]……それ、お世辞?[撫でられながら、ぽつ、と小さく問いかけた]