─ 解呪直後の中庭 ─
「…………」
[浮かべられた笑み>>169に、じとり、とした視線を向けていた所にかけられた声>>175。
振り返った宮廷占星術師長の目に映ったのは、煌めく二つの欠片]
「俺としちゃ、出さないでおいて欲しかったんですけどねー……ったく」
[またもふらいおんが、という言葉にぶつぶつと文句を言いつつ、投げ渡されたそれを受け取り、ポケットへ入れる]
「んじゃ、また後で。
あ、導師、恒例に出られるんなら、お時間ありましたら一戦よろしくっ!」
[ティルを連れて帰る背には、こんな言葉を投げかけていた]