─人狼騒動・終結直後─
[漆黒の姿の紡ぐ言葉>>6:+30に、ゆるく頭を振った。]
謝ることなんか、ないよ。
[止めたいと思っていた。
どうしてこんなことをするのかと、酷いことをすると。
そう、思っていた。
けれど、死した身から見えたものは、それが決して悪意からされたわけではないと教えてくれた。
生ある身ではけして、気付けなかっただろうけれど。]
生きる為に─…
生かせるために、したことなんだから。
[自分の勝手な願いをその胸に留めて。
それを謝らなければという漆黒の背を撫でながら、やっぱりこの人は優しいと、そう思った。]