人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


小説家 ブリジット

[そう問えば執事から、ずっと詰め所に張り込んでいたということと。
知らせに来たアーベルの姿を見てすぐ、自分の居場所だけ聞き出して此処まで駆けてきたということを聞かされた。
恐らくもう暫くすれば彼の説明を聞き自衛団員たちもやってくるだろう、と言われると一寸目を伏せて。]

…ヴァルター。
エステル先生が来るまで、フォルカーちゃんの傍にいてくれる?

これでもう、私達、帰られるんでしょう?
荷物、まとめてこないといけないから。

…早くね、帰りたいの。皆の所に。
貴方は、荷物の場所とか知らないでしょう?
説明してお願いするより、自分で行った方が早いわ。
だから、貴方は此処でフォルカーちゃんについていて。…お願い。

(620) 2011/01/18(Tue) 00:33:54

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