……それに対する答えは、変わりませんよ。ぼくは……私は、『理』に外れて生まれしもの。されど、それ故の『理』を持つもの。何れ定まらぬが我が『理』であるならば、私はこのままの在り方を貫きます。『……では、再度、封を受ける意思はあるのですね?』[確かめるよな問い。それで間違いないから、はい、と頷いた]『なれば、裁定を言い渡します。 大祭の季節が四度廻るまでの刻、『妖精珠』自体を封となしなさい』