[エーリッヒへと向けている視線は、心配げなまま。
だけれど、ブリジットの言葉に、視線を彼女へと向ける。
うん、と頷いて。
不安そうな様子に、困ったような顔をした]
君のことを信じようかなってね。
思ったんだ。
[そういって、ストールを外す。
外してもすぐには髪が邪魔をして見えないけれど。
そして多分、声はカウンターの方まで届くまいと、小さく落として]
僕がね、死んだら。
鞄の中にレシピとか入ってるんだけど、他はエルにあげておいてほしいんだ。
[言う言葉は、少し躊躇ってから、申し訳なさそうにして]