[名前の許可を得られると、ほほを赤く染めながら愛しい彼を見つめて]
ディル……
[こちらを見る目に、たしかに向こうからの思いも感じることができた気がして]
ディル、ディル…!
[気づけば、その胸元に抱きついていた]
すみません、なんだか、もう、うれしすぎて…
[普段と比べてひどく取り乱してるともいえるほど、衝動的にかられて動いてしまっているのを感じる。
けれどもそれは決して嫌な思いではなく、むしろディルスタンとより近づけることに心地よさを覚えていた]
でも、今日だけは…特別でも…いいですよね……。
二人でいるときは………