─ 黒珊瑚亭・食堂 ─[投げた問いかけは、ずっと抱えてきたもの。島を離れてからの暮らしで、自分の在り方をどこか、見失っていたから。言われた言葉は、それが失われていない、と示してくれるように思えて]……うん。[提案するような言葉>>630に、こくん、と頷き。真剣な視線と共に告げられた言葉に、一度、俯いて]