[安心できて良かった、そういう言葉に心が動かされる。気付いている。病のせいか人に触れる事を避けていたのに彼と少女だけは、と思っている偏ったこころ。声色は優しく静かに響きブリジット達にも聞こえているのかもしれない。]…――星が[階段を上る足取りは遅いけれど、見上げる先に薄暗くなり始める空が見えるだろう。]