―― if/休憩中 ――
そうなんですよ。もう、ありえない。
きぃきぃきぃきぃ、ファ……壊れたオルゴールみたい
[口止め料。
笑顔のまま、けれどその単語を聞いたら少し緊張したように瞬きをした。内容を聞くとちょっと考えてから]
……そんなのでいいの?
まだ呼び出しがかかるまでは遊んでいようかなって思いますけど。でも地味な技ばかり練習するつもりだから、つまらないかなって。
[自分の格好を見下ろす。色気のない作業服。
確認するように言って、指差された場所の近くに移動した]
[音楽端末を外部モードにして漂わせる。
音が流れ出すと、今度は音にあわせて、けれどやっぱり基本のループやスピン技を中心に身体を動かしていた]