それでは――[返答に、アンバーの両眼を細めた。僅かな手首の返しに従い、少女の横で大きく円を描く鎖。風を斬り、鉄が唸りをあげる]お手並み拝見と、行こうかッ![愉悦を露にした声で言い放つ。空いた数歩距離を縮める為に左足を一歩前へと踏み出すと同時、引いた右腕を真っ直ぐに伸ばす。先に錘の着いた鎖が、少年目掛け飛んだ]