今、墓地傍の雪に仮埋葬してある。せめて、お前に会わせてからと思って、な。[涙を流す2人にそう言って、会いに行く準備が出来たら言ってくれ、と告げて一旦傍から辞す。突然聞かされた話だ、心の整理をする必要もあろう。陽も暮れ始めた頃となっていたため、どうするかを伝えに来るとしても明日だろうと判断し、その日は自宅へと戻って行った][長かったような、早かったような数日。ようやく、家族の下へと帰ることが出来る**]