─廃墟─ま、確かに他人事じゃないけど。ボクの場合は、ある意味日常になってるしなぁ。[それもどうか、と言われそうな事をさらりという。実際問題、父や祖父の代から『厄介もの』には追われる立場、ある種の達観もある]離れたら、逆に危ないんじゃないの?……とはいえ、四六時中くっついてるってわけにも行かないだろうしなあ……。[頭を抱える様子に、かり、と頬を掻き。しばし、思案のいろ]……いっそ、ウチに来るー?とーさん……『雷鳴の銀狼』にケンカ売るやつって、今はあんまりいないし、ね。