[袋からの救出がなされる様子に、後は任せていいか、と思い。何か、忘れていた事があったような……、と広間を見回して]あ、と。[放り出されたままの、イレーネの濡れた服。それを拾って、持ち主の所へ。後でちゃんと乾しておかないと、とゆっくり、諭すように話して。玄関の方から感じた気配に、お帰りか、とぽつり、呟く]