![ぴん、と目の前で指をはじかれれば少しぐらいは驚いただろうか]…自覚はないわけか。[やや呆れたような様子で見たけれど。続いた言葉に、視線を再びそらして、ため息一つ]…そうかよ。めんどくさいやつ。[拍子抜けというわけではなかったが、ただこぼれたため息を隠すことは*なかった*]