んー?
ああ、そういやお前、弁当全部食って無いんだっけ。
アーちゃんとは全部食べることを約束してなかったっけ、か。
[試験前のことを思い出して足を止め、しばし思案]
……そうだなぁ。
助けてやらんでも無い、が。
一つ勝負と行くか。
俺とバトルして俺に勝ったらアーちゃんにお仕置き無しの口添えをしてやろう。
負けたら大人しくお仕置き食らっとけ。
[そんな提案をライヒアルトにする。
残った弁当を消費して誤魔化す、としないのは、その辺り直ぐバレそうだから。
詰まるところ、残してしまったと言うことは寮母に知られることになるわけだが]