ああ、看板も落ちたし、委員長への義理ももうないし、って事でな。さくっと辞めてきた。[委員会に関しては、さらりとそれだけ流し。重ねられる問いに、ふ、と笑む]……そんな事聞いて、どうするつもりなんだ?確かに、万全の状態ではなかったが、俺が負けたのは、事実。それに、ライヒ自身の能力は確かだ。そして、勝負は時の運。それを引き寄せられなかったら、堕ちるのみ。……それだけのこと、だろ?[はぐらかすような物言い。真紅の瞳の奥の真意は伝わるか、否か]