― 結界解除後>>569つづき ―
[休憩スペースに着く前に、エーリッヒとアーベル、ベアトリーチェとミハルが連れ立っているのを見かけはした。遠目ながら無事そうなことを確かめると、胸を撫で下ろして、そのまま声はかけず仕舞いになったかもしれない]
ミリィは、まだあちらに?
[ミリィだけが魔力消耗の影響で、休憩スペースにへたりこんでいるとは誰かに聞いて、結局、そこだけは、と尋ねていった]
あまり大丈夫そうに見えないぞ?
[>>5:+15最後に聞こえた『だいじょーぶ、なんとかなる』という声を覚えていたのでそう言って苦笑した。彼女は何と答えたか]
少々遅くはなったが、確かに心配しなくとも何とかなったな。ミリィの言う通りだった。
私も他の皆も、おかげで無事だったから…安心して休んでくれ。
Placido sopore…
[いずれにせよ、最後には、静かな笑みと、子守唄の一節…回復と安らぎを願う聖句を旋律に乗せて唱えてから、その場を立ち去った**]