[カルメンを探すと出て行く姿には少し、不安が残る。落ち着いた彼女が気に病んでいないかが…?それとも―――…。]―――がありゃ、よかったんだがな…。[小さく呟きオトフリートを見送ると、エーリッヒ達を追って扉の向こうへと向かう。エーリッヒとノーラの話を時折拾いながら、徐々に近付いてくる外界に繋がる風――]