―屋上・ヘリの傍―>>646[ヘリの前でこの事態について考えていると、 自分らも出てきた扉から第二陣ともいえる面々が出てくる。 ノーラがヘリのことを訊ねれば、開かないと答える。] ただ、……このヘリは、放置されていたものではないようなんだ。 そんなに異端でいない…。[そう、このヘリがこの茨の城と同じくらい年月、ここに放置されているのだとすれば、 もっと、くたびれているんではないだろうか? 意図的なものを感じざる得ない。]