次会うのは、私が死んだときだな……。じっくり、待たせてやる。そんで、死んだこと後悔するくらいいっぱい自慢話してやる。それまで、ずっと、今度はアーベルが私を待ってろ。[泣きながら、明るく笑いかける]だから、今は、さよなら、してやる。[常のように強がるようにもう大丈夫だからと、伝えるために。ぎゅっと強く抱きつき]なぁ、アーベル、最後に……[その後の言葉は続かず、上向くその目は一度アーベルの唇の辺りを見てから、顔をそらした]やっぱ…なんでもねぇ……。