……まあ、どうしても、というならば。白い花の咲く、黒い蔦を探して。その花の、開いている向きと、逆の方向を選んで進んでみるといいでしょう。……辿りつけるかどうかの保障はありませんけれど、ね?[にこり、笑ってこう告げる。彼がどのような道を選ぼうとも、この場所を詮索しないのであれば、神魔に阻む理由はなかった]