─中庭・屋台村の隅─…おはよー。[交わる瑠璃に朱を帯びながら、それでも嬉しげな笑みが浮かぶ]うん、だいぶすっきりした。結界の中じゃあんまり休めなかったし。[上体を起こしながら答え、座り直すと樹に凭れかかる。イレーネに視線を向け直すと、いつもの笑みを浮かべて]ありがとな。イレーネの傍だったから安心して休めたんだと思う。