忘れるわけ、ないじゃんっ!ミステルも、ギースも、大事な友達だもん。オレは、絶対、忘れないっ!『……そっか。 ありがと、マリオン』[言葉と共に掠めた笑みは、嬉しげな、それでいて哀しげなもの。しかし、その哀しげないろには少年は気づけずに]だから、約束。絶対、また、会おうなっ!『うん。 ……『約束』だ』