覚えておくよ。お前に望まれる限り、ずっと。……僕も、愛してるから。[覚えておけとは言わない。ただもう一度だけそっと頭に触れた。それから口角を少し上げて、目を細めて。]行っておいで。[送りだす間際の表情。僕の心の通りに、上手く笑顔になっていたら良い。そう思った。**]