ま、帰って来たら、また、来るから。その時は、絶対、会おうぜ?……土産になるように話、たくさん集めてくるから。……『約束』だから、な。[小さく呟き、森の奥へと瞳を向けて。それから、踵を返して歩き出す。ふわり。不意に吹き抜けた風。そこには僅か、金色の煌めきが紛れていて]