[>>2嬉しいと言ってくれる彼女に、老女は笑う。]よかった。[そうして暫く撫でていた。彼女が安堵するように。]ふふ、困るって言われたらどうしようかと思ったわ。…ねぇ。ロミちゃんだって会いたかったわよね。[まだロミはゲルダを抱きしめていただろうか。ロミとゲルダの邂逅は、穏やかに見つめて。ふと―――生者が動き出したのを、見た*]