―回想―……何が?[>>654オトフリートを見送る際にハインリヒが呟く言葉を聞き留め小さな声で訊ねる。階段をのぼるあいだ、静かに語るノーラと答えるエーリッヒのやりとりを静かに聞いていた。>>639>>640星を詠む彼女。解ると謂われたこと。繋がる。それは、なに。手に、ふと視線を落とした。風が強くなる。光だ。]