―菜園―
[しっかりと抱きとめられると、自分を受け入れもらえた実感が増してきて]
はい…、ディルの…ぬくもりを…今はいっぱい感じられます…。
[抱きしめられる温もりと、ここにある思いには確かな違いを感じる。
そんな時間をしばらくすごした後]
ディル……?
[身の離れた後、一度不思議そうに首をかしげて渡されたネックレス。
それはとても見覚えのあるものだったけども、それよりもなによりも]
うれしいです、こうして、ディルから、思いと一緒にもらえますのが。
[とられる手はそのままされるままに、光るブレスレットをつけてもらい。
すぐにそれは輝きを失うような代物であっても、そこにこめられた思いはいつまでも残るからと、大事にしようと心に誓った]