そっちこそ……! そんなのは、ヴィノールの――正義のブルーの剣じゃない![禍々しい水流の剣>>649を、氷柱越しに睨み付ける。 額から一筋垂れた紅色を拭うと、駆け出した青色が、いきなり転んでいた] ヴィノ――……[差し出し掛けた手を引っ込める] 立ち上がれ、ヴィノール!![代わりに飛ばすのは、叱責の言葉] そして思い出すんだ――私たちの必殺技を! 一人では決して放つ事が出来ない、二人だからこそ全力が出せる! そうして編み出した必殺技があるじゃないか!!