実況マイク片手に?
[くす、と笑みを零しながらも、水弾を撃ち出した右手は払って後ろへ]
やはり、簡単には晒してくれそうにもないね。
[容易く打ち破られた弾>>663に気にする事も無く、右手の代わりに身体の前に晒すは左腕。
ざ、と溢れる水音と同時にその腕を水が覆って]
……散!
[稲妻の輪が眼前に迫ると同時に吐く、気。
応じて左に纏った水が広がり盾と為って電撃を散らし舞い消える。
散る水の間を抜けるように地面を蹴って、けれど跳躍の距離を遥かに超えて気球へと迫る]
あまり、遠すぎるのもつれないな?
[狙うは、籠を繋ぐ紐。
振り抜いた右腕から放たれる水は三日月の刃と為って]