一部であり、異物であり、唯一であり、無限、というところかしら。[投げるのは、謎かけのような言葉]見えるものは、時に真実、時には虚像。影に生きると、そういうモノはよく視えるわ?[振り上げの一撃は受けられ、刀身が流れる。僅かに生じた隙に繰り出された一閃は、絹らしき衣を裂き、紅を滲ませた]動きは、見た目通りに素早いよう、ね![低く呟き。後ろへ向け、今度は大きく跳躍して距離を開け。着地と同時、剣を握りなおした]