─菜園─
[光を放つブレスレットがイレーネの手首へとはめられる。嬉しそうにするイレーネを見て、安堵の笑みが浮かんだ]
……これは…良い、のか……?
[差し出されたものに驚いたような声を漏らす。初見ではどんな魔法が封じられているのかは分からなかったが、マジックアイテムであることは見て取れる]
…そうか…ならば、有り難く…。
……大事にする……。
[微笑んで、その指輪を受け取った。実ところ、自分は普段手袋をはめているために指輪の類は付けていなかったのだが。その指輪だけは自分の手にはめることに決めた]
……はめるのは…調べてからでも良いか……?
[封じられた魔法に興味が向くのは性分。直ぐにはめない事に対し、申し訳なさそうにイレーネへと訊ねかけた]