……ち……時間切れ間近、ってか……。[泡沫の虚空は、長くは維持できぬようで。ここにいる事の限界が近い事は察しがついたから]……ん、じゃ。……また、な。[問いの答えは求めず、短くこう紡いで。ふわ、と掠めるように額に唇を触れた後、距離を開ける。ゆらり、ゆらめく、瑠璃色の光。蒼の姿は、そのゆらめきの中へ、ふわり、ふわりと、とけてゆく]