―廃墟―そこは覚悟して来てますから。[けらけらと笑いながら。こんなに笑ったのは何時以来だろう]ですよねー。なんとかするー、です。[ようやく収めたけれど、まだ笑いの余韻を残しながら頷く]あ、それ大事です。ご飯はまあいいけど、お風呂。入りたいなー。[水浴びも嫌いではない。そも毎日ゆっくり浸かれるよな生活はしてこれてない。でもそれらは日常の象徴のようで]よしっ![すっくと立ち上がり、落ちていた帽子をいつものよに被った]