「私は、相方の頼みを聞いていたのみでしたので。 大事に至らなかったのは、マテウス殿の功労ですよ?」[治癒を終えた白梟は、決まり悪げなマテウスにこんな言葉をかけ]それにしても、あちこちでドロイドが暴走しているようで……。[ため息をつきつつ、頭を掻けば、手当てを終えた青年はふらりと歩き出し]って、ちょっとちょっと!こんな時に単独行動しないーっ![慌てて引き止めようとするも、その瞬間にまた呪印が痛み]……っつ……。[その痛みに動きを止める間に、青の青年は何処かへと]