─数年後─[マリオン見送りの時>>666。村人は総出で旅立つ若者を祝福していた。一部ガチ殴り合いの熱が冷めやらぬ者も居たが、それ以上何も言うつもりは無いらしく。青年は励ましやら応援やら、様々な声をかけられていた]……マリオンも村を出る歳になったんだね。『何だ、自分の時でも思い出したかぁ?』ま、そんなところかな?[囲まれるマリオンを少し離れた場所から眺める。壮年に近い歳となった自分の傍らには青の光球。尤も、他の者には視えぬものなのだが]