[その刻の終わりはすぐに、答えはその額に微かな感触として、その時だけは確かに温もりを感じられた気がした。とっさのことに、離れるアーベルの姿。瑠璃色の光の中とけるそこに手を伸ばし]また、後でな……[そして背伸びをするように、アーベルの頬のあたりにそっと唇を、それが触れることはできたかどうか。常世と現世の狭間というべきそこに、いられのはそこまでで]んんっ…[自分の身が合ったのはベッドの上]