それは、僕の「仕事」じゃない。[停滞を壊す、それ自体は自分の仕事の内だ。停滞による澱みを避ける為の変化を運ぶのも郵便屋の仕事だから。けれど、自分が運ぶのは穏やかな、緩やかな変化の種。楽士が運ばせたものとは性質が異なり、だからこそ引き受けられた事自体がまずおかしいのだ]…あなたは。僕に、何を「した」んですか?[変わらぬ笑みを浮かべる楽士にさっきと似た、けれど今度は明確な警戒を含めた問いを投げた**]