[岬へと辿りつけばおとうとの姿がある。他にもたくさんの人が居たように思うけれど]ラーイ……っ![未だ苦しげに見えるなら駆け寄りその肩へと両手を伸ばす。遠い昔にしたように抱きしめて――叶うならばライヒアルトの痛みを分けてもらう心算で**]