「”……それで、トリス……。
…今年も…出るのか…?”」
「おー、もちろん。
ライヒにも申し込まれちまったしな」
[ディルスタンの言葉にトリスタンは視線をそちらへと向け、楽しげな笑みを浮かべます]
ダッド おうえん いく。
「おー、応援してくれなー。
ディル達も間に合いそうなら来てくれよ」
「”……ああ……”」
[頭の上ではしゃぐティルを押さえながら、トリスタンはディルスタン達にも誘いをかけます。
聖夜祭での恒例行事、クリスマスバトル。
審判等を請け負うため、トリスタンは毎回参加しているのだけれど。
宮廷占星術師長がやって来た時は少し違いました]