― 魔族の住み処 ―あ、こんばんはー。[と、後ろから入って来た人>>681にはとても普通に挨拶した。そして改めて向き直って、唖然とした家主にやっぱり不思議そうな顔をした。一般人には難しい御近所付き合いもなんのその、だって鍵師だから。やり方を大幅に間違っているが]ぼく?通りすがりのアルビーネです。[そして何者>>682かを訊かれても、名前しか名乗らなかった。家主の背に庇われている赤色は、ここからではどうやら見えていないらしい]