……ほんとになぁ。俺は滅多に行かなかったから、そういうのに中々お目にかかれなかったし。[そこは完全な自業自得ではあるのだが、つい、こんなぼやきを落として。申し出に対する表情の変化が嬉しげなものに落ち着き、やりたい事を伝えられると、数度、瞬いた]天上青は、俺も見てみたかった。このまま、知らないままっていうのは、やっぱりすっきりしないし。[記録に讃えられる美しさへの興味はある、けれど。多くの命費やして開くそれがどんなものか、知らぬまま終わりにしたくないのは、偽りない気持ち]